9月になり幾分、猛暑も和らぐ頃ですが、まだまだ油断はできません。熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい。
最近では大型台風11号が宮古島などで猛威を振い本州上陸も心配されました。
幸いにも北に抜けて更なる被害を免れた事でほっとしています。
記憶に新しい2018年の台風21号では近畿においても甚大な被害が生じ、屋根の修理が間に合わない家々にブルーシートがかけられていたのを思い出します。
先月号では最近増加している線上降水帯の事に触れましたが、台風となると豪雨だけではなく強風による被害が生じ、被害がさらに甚大となります。
度重なる自然災害により損害保険各社も保険金支払いが増加して幾度と保険料の値上げがありましたが、今年10月にも値上げ及び内容の改定が実施されます。
各社内容には差がありますが、概ね①保険料の値上げ②自己負担額の設定③新規契約の水災不担保原則禁止④5年を超える長期契約の廃止などがあげられます。
ゆえにお客さまにおかれては代理店などから9月中に中途更改をして10年契約に変更するなど値上げ回避を提案された方もおられるかも知れません。
保険会社としては料率に影響するので表立って推奨はしていませんが違法ではありません。
実行される場合は不利益事項がないか内容をしっかり確認いただき契約されるようになさって下さい。
併せてご加入されている保険内容をご確認いただき秋以降の台風シーズンに向けて万全な備えをお願いいたします。
※くすのき瓦版9月号寄稿記事を再編集しています。